フォノグラムはバイオリンの後頭葉ゲシュタルト表現
※スルーしてください。
でも、だいぶ説明が解りやすく進化していると思います。
私は、何回も同じようなことを繰り返し考えながら、表現を精錬していくタイプです。
自分が納得するまでこの作業は続きます。
自分が納得するというのは、全人類の代表として納得できるか?ということです。
これは、良心に対する誠実さの問題です。
面白みのない愚鈍な牛のようですが、私はこういう道以外歩むことが出来ないようです。
右側は目で見るヴァイオリン、前頭葉ゲシュタルト表現なので、物理的な形状、空間曲率など、計測可能な外在物として認知できます。
左側は、耳で観るフォノグラム、後頭葉ゲシュタルト表現なので、これ自体の計測は不可能です。
認知自体が異なるため、その表現形式や法則も、ゲシュタルト階層別に存在しています。
私のヴァイオリン制作技術は、後頭葉ゲシュタルトであるフォノグラムを使って、いわば前頭葉ゲシュタルト世界であるこの宇宙から、別宇宙に移動した状況で形状を操作し、そしてその宇宙から、元の宇宙に戻った時の結果を計算しながら、削っているのです。
これは、数学における圏の概念とは、少し違います。
圏は、同一ゲシュタルト内の宇宙の移動のことです。
同一ゲシュタルトといっても、それ自体幅があります。
解析とか代数とか幾何学とか、少しずつゲシュタルトが異なりますが、それでも音を観るというような、ゲシュタルト階層ではないです。
この後頭葉ゲシュタルト表現であるフォノグラムを、以下のようになるように削っていきます。
すると前頭葉ゲシュタルトである物理形状は、標準寸法といわれる形状に収束していきます。
※パイン集成材でも音で創るとちゃんとなります。
最近の木材はさすがにパサパサなので楽器としてはきついかな~
練習用にはいいです。
人間も全く同じです。
経絡や経穴の真の姿がフォノグラムなのです。
なので、目に見える訳がなく、もしも前頭葉ゲシュタルトに対応した説明がなされていたら、それは嘘です。
この嘘は二通りの意味があります。
一つは表現としての嘘、こちらは嘘というよりも方便です。
もう一つは、本当の嘘。
わかっていないからそう言っているという意味です。
このゲシュタルト階層は、連続的に移行します。
それは、脳や身体の共鳴の仕方の連続的変化とも言えます。
その様子を量概念として記述する方法が、フォノグラムの図形変化です。
木材が楽器になってく過程と、前頭葉共鳴から後頭葉共鳴に移行するメカニズムが、フォノグラムの図形変化の観点からは、全く同じように振舞います。
これが新しい科学です。
新しい科学とは、ゲシュタルト階層同士を結ぶ、言語の開発とその間の変換法則を、見つけていくことです。
したがって、既存の数学や物理学の中に見つけることは不可能です。
既存の物理学は、前頭葉ゲシュタルトに限定した表現形式だからです。
わたしは、等音面の理論を書いた時、
純数学的にバイオリンの形状曲率を決定できるか?
という問題が残りました。
これが可能かどうか吟味している過程で、ライプニッツ級数などのπがらみの級数に、着目しました。
「πという空間における定数が無限級数によって表される」というこの表示は、「音列を増やしていった極限がバイオリンの形状を決める」という状態に、酷似しているからです。
しかし、内心、出来ないともわかっていました。
23.46・・・をくぐった後頭葉ゲシュタルトと、23.46・・・が存在する前頭葉ゲシュタルトの次元の行ったり来たりを表現する力が、現存の数学にはないと思われたからです。
そこで12KEN理論を考えるに至りました。
それでもやはり、バイオリンの曲率を純数学的に導くことはできません。
これは、むしろ、認知を含めた物理定数なのだと思います。
そして、πや自然対数eは、前頭葉ゲシュタルトにおける数学や、物理を決めている基本パタメータということが出来ます。
もしも、πとは値が異なる理論構成が出来たとしたら、それは別のゲシュタルト宇宙にいることを示します。
23.46・・・をくぐった後頭葉ゲシュタルト宇宙における数学には、無理数という概念は出てきません。
πという概念も、作りようがないのです。
その代わりに、純正5度圏でオクターブで閉じるという、前頭葉ゲシュタルトでは起こりえない現象が起きます。
こういったことをすべて精密に書き記す方法を開発することこそ、新しい数学?(それはもはや数学ではない)です。
それは、フォノグラムをそのまま解釈入れずに、認めてしまう事でもあります。